今日の読売新聞(東京版)に、電車の種別が複雑になりすぎて、慣れない人には分かりにくいという記事があった。
今年の5月に書いた本欄の「準特急って?」と同じような内容。
誰の思いも一緒と言うわけか。
普通、一番早く着きそうなのが、特急で次は急行、準急、快速の順と思うのが普通だが、中には、快速が一番早かったりするからややこしい。
いつも通勤に使っている人は慣れているから別に痛痒を感じないが、たまにしか使わない人には混乱のタネだ等と指摘されていた。
そうですね。
私は京王に通っているので、確かに準特急が走ろうと、都営地下鉄乗り入れの急行が走ろうとあまり混乱はいたしません。
通勤快速と普通の快速の区別も何となくわかります。
しかし、慣れなきゃどれに乗っていいのかわからないだろうな。
特に、この4月から本八幡行きの都営地下鉄乗り入れ快速に乗ったら、笹塚で前に出た新宿行きの各駅停車に連絡していることなど、事情を知らなきゃ気がつくめえ。
駅ではそんなアナウンス一切なし。
電光表示もなし。
時刻表にも乗り換え可能とは書いていない。
知っている人だけ、乗り換え可能なのだ。
秘密にしなければいけない理由が私にはわからない。
読売新聞には、京浜急行がラッシュ時以外は特急と急行をやめ快特と普通だけを走らせるということも紹介されていた。(但し、羽田空港行は別)
京浜急行も大変私を惑わせた電車の一つだ。
98年に羽田空港迄直通になったため、空港を利用する時はよく使うようになったのだが、ここの特急がちっとも特急ではなかった。
品川から京急蒲田まで、特急と急行の停車駅は前者が2で後者が3つ。
ほとんど差がないというより、特急が停まる理由等あるとは思えない駅ばかり停車する。
しかも、蒲田を過ぎれば羽田空港まで、特急も急行も各駅停車に早変わり。
特急の名が泣くぜ、全く。
京急で特急的価値のあるのは別に快特と呼ばれている電車。
羽田へはエアポート快特というのが一番速い。(蒲田のみ停車)
最近では、本数がぐっと増えた。
ますます、東京モノレールの利用者を奪うことだろう。
しかし、品川から羽田空港まで400円もするのは何とかならないだろうか。
普通なら250円ぐらいの距離のはず。
どうも、モノレールが400円ぐらいするので、値段で差をつけない配慮のようだ。
そうでなくても、東京モノレールは青息吐息の経営状態だとか。
そりゃ、今迄独占状態だった為、経営が放慢すぎたのではないかと思うのだが。
今後は、是非値下げ努力をしてほしいものだ。
モノレールが下がれば、京急も下がる。
これからは、企業努力で値段競争しないといけない時代ではないだろうか。
そうすれば、みんなもっと羽田空港に行くだろうし、同時多発テロで減り加減の利用客も増えるかもしれない。
そう言えば、大阪の関空も高いなあ。JRと南海電車の値段も特急料金が全然違うのは何故。
難波まで、南海ならラピートで1400円。
JRだと、はるかで新大阪迄2980円。
信じられん。私なら、新大阪へ行くなら、難波で地下鉄に絶対乗り換える。
普通なら南海を皆使うだろうと思うのだが、意外とJRにも需要があるらしい。
わけわからん。どうして、大阪の人?
それとも使うのは事情を知らない田舎の人なのかな?
上柴先生はどう思われますか?ついでに教えてくだされ。
明日、先生の投稿掲載予定です、安部邦雄