今日大阪から帰ってきた。
新幹線で帰京するのは久しぶりだった。
近ごろは専ら飛行機を利用していたのだが、ニューヨークの墜落事故もあり、無理に予約することをやめたのだ。
怖かったからだけではもちろんない。
実は、行く時に羽田でささいな理由から搭乗拒否された形になった。
そりゃ、危機管理にピリピリしている気持ちはわかるが、それぐらいいいだろうということで乗せてもらえなかった。
くそ、JASめ、二度と乗らんぞ!
よくもキャンセル料迄とりやがったな!
けったくそ悪いので、新幹線に乗り換え大阪へ。
豪勢に「のぞみ」に乗って向かったのだが、座席は超満員。
くそ、JRめ!今度のダイヤ改正は明らかに実質値上げのくせに、こんなに客を乗せやがって!
ま、そういうことで今回は往復新幹線だったというわけです。
それがどうした?いえ、別に。
帰りの新幹線で何故か、表題の喜楽別館の歌を思い出した。
だいぶ前に書いた、大阪の食堂はたいていテーマソングを持っている話の続きだ。
喜楽別館の歌の詩は次の通り。(思い出した分なので間違っていても御容赦を)
おこしやす?
喜楽別館、気楽なところ?
喜楽別館、気兼ねなし!
すき焼きたっぷり、お芝居ゆっくり、おくつろぎ
大阪ミナミ、千日前の、
喜楽別館おこしやす?
き?らくに?
喜楽別館は、私の中学が毎年成人の祝いをしていたところだ。
私は大学紛争に巻き込まれて、出席するどころではなかったが、他の同窓生は出席したということを聞いている。
同窓生といっても600人もいる。
よく、一つの場所でやれたものだが、それぐらい喜楽別館はでかかったのだろう。
喜楽本館は、それゆえ小さな食堂か宿屋だったのかもしれない。
大広間にずらっと人が並び、すき焼き食って酒飲んで、凄い成人式だっただろうな、と思う。
何しろ、喜楽別館気兼ねなし?ですからね。
芝居をゆっくり見れたらしいというから、ちゃんと舞台も用意してあったんでしょうね。
今どき流行らない演出のやりかたですが。
ネットで調べると喜楽別館の名称は今は千日前にはありません。
上柴先生、何か知っていることってありますか?
しかし、どうして新幹線の中で歌詞を思い出したのだろう。
特に「すき焼きたっぷり、お芝居ゆっくり、おくつろぎ」というフレーズにとても時代を感じさせられたなあ。
映像的にはアルサロ「ユニバース」に併設されていた「味園(みその)」のCMイメージにその雰囲気が似ていたと思う。
といっても、大瓶ビール190円というコマーシャルだったから、今は流れているわけはないかもしれない。
アルサロ、ゆうてもね。
「雨が降ってもサンサンサーン、風が吹いてもサンサンサーン、ブルーライト?サン、ミッドナイト?サン、貴方は私の宝?(以下忘れた)」これも千日前のアルサロのコマーシャルでしたね。何故かサンテレビの競馬中継でよく流されていましたが。
さて、上柴先生のお返事はあるかな?
segawaxは二度と来ないのだろうか?安部邦雄