大体二週間に4?5冊本を読んでいる。
二週間と言うのは、図書館の貸し出し期間。
近頃はほとんど本を買わない。もったいないという気分もあるし、図書館が家のそばにあるので簡単に借り出せると言う理由もある。
昔は本を買うということは、自分のライブラリーを増やすということだった。
何かあるとすぐに読めるようにしておきたいと言う気持ちもあった。
だから、本箱を買い、そこに蔵書を置いた。
ところが、ご存知のようにインターネットの時代になった。
たいていの本の内容はネットで調べれば出てくる。
だから、皆が読みそうな本は買う必要がないのだ。
自分ぐらいしか読まないようなものとか、あまりネットが対応できなさそうな本は従来どおり買えばよいことになる。
ま、そういうことで最近買った本というのは、たいてい経営関連の本とか経理関連の本ですね。
週刊誌なんか、この2?3年買ったことがない。(雑誌はアメフト系か、カタログマガジン系を時々買うぐらい)
後はすべて図書館。
出版社としては売上につながらないので苦しいだろうが、ま、私は国民の10%にあたる倹約家なので許してもらうしかない。
今、借りている本は3冊。
一冊目は「手にとるようにパソコン用語がわかる本」。
パソコンの用語がどんどん増えるので、新しい知識を得ようとして借りたのだが、こういう本にありがちなように、「手にとってもパソコン用語がわかりづらい本」となっている。
サルでもわかるシリーズなんてのもあるが、あれはきっとタイトルを作る人と中味を書く人が違うからだろう。
第一、パソコンがサルでもわかるようになったら、進化論は砂上の楼閣となるはずだ。
アホでもわかるパソコン入門というほうが、まだ可能性はありそう。
しかしこれも、パソコンがわかるようになったアホはその時点でアホではなくなるが。
二冊目は「トンデモ本2001」。
トンデモ本を収集する集団「と学会」の最新作。
世の中には無茶苦茶書いて、とんでもない学説をぶちあげる本が何故かよく売れたりする。インチキなコンサルタントが何故か会社に受け入れられ、高い謝礼をもらっている構造と似ている。
大体良心的な人ほど、会社には受け入れてもらえない。
大体コンサルタントで月100万円もとるかなあ。私なら恥じてしまうけどね。(とはいえ、タレントがちょっとしゃべって一回100万円ということもあるし、ま、芸能界の変種だと思っておけば腹も立たないかな。)
三冊目は「お笑い創価学会」。
佐高信・テリー伊藤の共著。創価学会の内幕を語っている。
日本の宗教で今ダントツにうざったいのが創価学会。
信者の方々は純粋な信仰心ゆえに布教活動などをされているのだろうが、池田氏への個人崇拝となりふりかまわぬ選挙活動は普通の神経からすると異常だ。
公明党の政治家の方の中にも、個人的に信頼できる人もいるので、100%否定するつもりはないが、何だかなあという主張を何故にあんなに堂々と言えるのか不思議だ。
後、カバンに入っている雑誌が「ブロードバンド?日本で唯一のブロードバンド専門誌」の11月号。個人的にいただいた雑誌だ。
これを読んでいると、もう12月号はいらないような気分になる。それほどブロードバンドのことがよくわかる。
書くことってそんなにないはずだから、この雑誌の編集長、次はどうするつもりだろう。
ま、とりあえず今回は概論と言うことでこれぐらいで許したろかい。
本を読むのは好きだが、趣味は読書とは言いたくない、安部邦雄