初めてエアポート・ラウンジを利用した。
飛行機に乗る時はいつも空港へ時間ギリギリにしか行かないので、ラウンジに寄る等ということなど今迄一度もなかったのだ。
今回は何故か1時間前に到着したので、何ごとも経験とお邪魔させてもらった。
ラウンジを利用するには、その日の搭乗券とハイクラスのクレジットカードが必要。
VISAのゴールドとかダイナースとか。
入り口でカードを渡すと、印字機を使ってガチャンと名前を登録。
ゴージャスな雰囲気の割にはローテクな印象。
何故、データ読み取り装置を使わないのか?
おそらく、どこかにあった今は使わない印字機で間に合うと担当者が思ったのだろう。
だいたい、この場合不正なカードを使ったところで実害なんかほとんどないのだから。
中は至って静か。
サラリーマン風の人が新聞読んだり、備え付けのPCでインターネットを利用したりしている。
ソフトドリンク飲み放題。
私の隣に座っている人は、野菜ジュースとコーヒーを飲みながら、モバイルでお仕事中。(タップが足下に常備されている。いいことです。)
時々、携帯で電話。静かに喋っておられるので邪魔にはならないが、目の前には大きく「携帯電話禁止」のマーク。
気にならないのだろうか?
奥にパーテーションがあって、そこは喫煙スペースだとか。
誰も入っていないのに驚き。
出張の多いサラリーマンの喫煙率は低いのかもしれない。
後で二人組の女性がどやどやと入って来て、そのコーナーへ。
そういう時代なんですねえ。(つまり、行動派の女性の喫煙率は高いということかな。)
私は2種類のコーヒー(レギュラーとエスプレッソ)をいただきながら、しばし週刊朝日などを読む。
近頃の週刊朝日って面白くないなあ。
サンデー毎日にしとけばよかった。
読売ウィークリーはますます内容が簡素になっている。
ま、週刊誌ってこのごろどれもイマイチな気がする。
読めるのは、東洋経済かダイヤモンドぐらいかなあ。
本当は日経ビジネスが一番読みごたえがあるのだが、定期購読しないとなかなか手にする機会がないのが残念。
で、エアポート・ラウンジの結論。
意外といいです。仕事も充分できるし、ファックスもコピーも用意されています。
又、使おう。高いカードの会費払っているんだから、ここで取り返すのが一番いいのではと思う次第。
あなたも、高いカードをお持ちなら是非ご利用をお勧めします。
一般人は1600円とか書いてあった。
こんなの払う人いるんだろうか?
きっと、こうやって利用客を気分よくさせているだけではないだろうか。
自分は、こんな値段のところを無料で特権的に使えるのだと錯覚させているのだろう。
だいたい、クレジットカードの会費なんて何故とるのかね。
使えば手数料入るんだろうから、会費なんてとるなよなあ。
カードライフなんて言えるほどのサービスなんて全然提供出来ていないんだからさ。
ところで、今日初めて離陸の寸前に立ち上がったオッサンを見ました。
スッチーが思わずキツイ声で「座って下さい!」と遠くから怒鳴っておりました。
上にあげた荷物をとろうとしたようなのですが、滑走路に入ってから普通そんなことするかな?
とりあえず、オッサン、冒険心は買うが無茶はやめてね、と言いたいですね。
ラウンジで酒が出されたら絶対寝てしまいそうな、安部邦雄