ワイドショーは、野村社長逮捕一色。
敵を作りすぎたんですね、この人。
とりわけ、女性共通の敵なんだそうですよ。
ブランドをちゃらちゃら見せびらかす。
わがまま勝手である。
家族を大切にしない。
あんな顔して、金持ちで、マスコミにちやほやされたりしていた。
こういうのを女性は一番嫌うそうである。
で、女性週刊誌は、この手のタイプをどんな理由でもいいから叩く。
人格をズタズタにするような記事を本当でも嘘でも書き散らす。
週刊誌、飛ぶように売れる!そうです。
この手法をワイドショーは使っているだけなんだとか。
そう言えば、出てくる人、顔隠している人も含めて、実にぼろくそに言いますね。
自分が言われた時のこと考えないのかな?
そりゃ、テレビなんぞで言われたら無茶苦茶傷つきますよ。
インターネットの掲示板(2chとか)で、ぼろくそに言われただけでも、どれだけ傷つくか。
それが、テレビですからね、世の中本当にいやになっちゃうだろうな。
ワイドショーのコメンテーターって、身体はっているんでしょうね。
普通はあんなこと言えませんよ。
もっともらしいこと言っているので、そうだそうだとうなずいている人の方が多いでしょうが、当事者からはどれだけ恨まれることか。
いつか、テロってやる!ズタズタに切り刻んでやる!そう思われているに決まっている。
こんなワイドショー、普通の神経じゃ出れない。
その点、この人たちは身体はっているなあ、と感心するわけです。
逆に、番組作っているプロデューサーとかディレクターはずるいとしかいいようがない。
番組のスタッフ紹介も何故かこういうワイドショーには登場しない。
きっと名前を覚えられたりして、後で仕返しされるのがイヤなんだろうなあ。
で、表題の「悪質な脱税者」だけど、これは今日のワイドショーで、初めて見る元国税庁査察課の人が言っていたこと。
本当の悪質な脱税者はこんな手口だ、といって、色々と表にして説明。
それと対比しながら、サッチーは全部間抜けだ、と批評していた。
これぐらいなら、3月段階の税務調査で「すみませんでした。」と言っておけば、逮捕なんか絶対にされなかっただろうと断定していた。
曰く、架空の領収書も作っていない。(領収書は頭の中)
売上伝票を抜いて過少申告するでもない。(やったのは人件費の水増しだけ。)
家の中(天井裏とかガレージとか)に現金を隠していない。(みんな身内の名前で銀行口座に)
こんなのは、単なる間抜けである、見つかるに決まっている、なのだそうだ。
それはよくわかる。
今回はもらっていなかったと息子が言っているが、役員報酬で払った形にしても別に税務的には何の問題もない。
当然ながら、源泉で所得税を払っているはずだし、こういうのは脱税とは呼ばない。
払っていないのに、払った形にしているから脱税だと言うが、じゃ、実際に払っていたらどうなる?
別に、当たり前のことだ。
これ、当事者どうしの問題だろう、違う?
架空のアルバイト費を計上してというのは確かに問題だけど、この場合はどうだったのでしょうね。
ま、名前を使った人に一銭も払わないというのは困ったことではありますがね。
私のように経営者をやっていると、ワイドショーなどのコメントが全く当を得ていないことにイライラする。
税務処理の事が分かっていない連中に、本当はコメントさせないでほしいと思うが、ま、国民のレベルはこういうものかと納得するしかない。
税務署もきっと国民はこれぐらいの理解で、おとなしく税金払ってくれればいいのかもしれないしね。
タバコ税も上がることだしさ。
タバコを吸わない人に非喫煙戻し税ってどうかな?安部邦雄