大阪の夕刊紙に大阪駅前ヨドバシカメラの記事があった。
既に、万引きが600万円相当あるらしい。
警備管理がなっていないと書いてあった。
「大阪では、雑踏管理も大事だが、万引きに関してもっと注意しないといけない。もっと曽根崎警察と入念に打ち合わせないと大阪では商売できない。東京のやり方をゴリ押しするのもかまわないが、やはり大阪には大阪の商売のやり方がある。」
大体、こんな内容だったと思う。
皮肉にとると、大阪は万引きするの当たり前の土地で、かっぱらいなんか全国一やで、と自慢しているみたいだ。
ヨドバシカメラに警告するのは大事だと思うが、その前にこの無法地帯大阪を何とかしようという気はないのだろうか。
ヨドバシカメラの本店は、日本一治安の悪い、不法入国者のたまり場、新宿にずーと存在しているわけで、そんな無法地帯で育ったはずのヨドバシが何で大阪でこんなに警備問題でぼろくそにいわれるのだろう?
大阪って、今はそこまでひどくなっているのか?
万引き600万円って本当かね?
さて、そのヨドバシで光ファイバーでのネット体験をさんざんしてきた私だが、前にも書いた通り、正直とても新鮮な気分だった。
ネットはどうやらこれから新しい局面に入りそうだ。
さて、この向こうには一体何が生まれてくるだろう?
等と思っていると、今日の「ほぼ日刊イトイ新聞」に次のような記事が。
筆者は、「社長失格」で有名な板倉雄一郎氏。
* * * * * * * * *PCで電話をする人が増え、キャリアの収入は、
ダイヤル通話料からネット接続料に変るとか、
常時接続のため、ホスティングサービスを利用しなくとも、
個人のWEBを開始する人が増えるとか、
どんどん速度が増せば、一昔盛んに言われていた、
ビデオオンディマンドが実現するとか、
放送と通信が融合するとか、
PCとテレビが一体化するとか、
そんなことは誰でもわかる。
僕が今、一番興味があるのは、
以上のような一つ一つの「機能」が、
一般ユーザの中で利用され、
結果としてどのような新しい文化が形成されるのか?
ということだ。
ネット革命は、結果として、
個人のWEBやケータイの文化のように、
「経済規模に無関係な情報発信」の機会を提供した。
さて、広帯域常時接続によって、
一体どんな文化になるのだろう?
* * * * * * * * *これ、ほとんど同感。
ブロードバンドが普及したら、こんなに便利になるとかいってる記事を読むと、いつも私はこう思っていた。
ネット・ライフって、こんな誰でもイメージできる程度のものじゃない。
もっと、大規模なパラダイム変換が起きるはずで、こんな今の価値観にそった利用のされ方では、スパイラル的発展なんかありえない。
特に、板倉氏の「経済規模に無関係な情報発信」というポイントは重要な気がする。
先日もある人に、これからはもっとP2P的な発想が大事で、直ぐに一般論として人を捉えるのは時代遅れなんて話をした。
その人、しばらく一般論に話を戻そうと何度もしていたが、最後に私との話をやめてしまった。
あきれていたのかもしれない。
パラダイムの変換なんて、そんなに簡単には人の脳の中では起こらないということだろうけど、ま、私としては、今後もせっせと持論を磨きながら、具体的な形を見せて行くしかないと納得した次第だ。
あのう、私の言っていることって、とりあえず伝わってます?
この欄、文章が長いと注意された、安部邦雄