今日、三鷹でビジネスプランコンテストがあった。
ヴェンチャービジネスを応援とすると言う趣旨で三鷹市が中心になって行っているイベントだ。
昨年は2月14日のバレンタインデーに行われ、フロムスリーは最優秀賞の栄誉を得た。
意を強くした一日だった。
あの日があるから、今の私達があると言っても過言ではない。
ついでに三鷹CATVに取材された。
「この1年でよかったことは何ですか。」
「やっぱり、ベンチャービジネスを何も知らない私達に教えてくれたことでしょうか。感謝しています。」
「逆に、よくなかったと思うことは?」
「できれば、賞をとったところには、どなたかが担当になっていただいて、タイムリーに情報流していただいたり、こちらの疑問とか要望に対応して貰えたらと思います。いわゆるエージェントとして機能してもらえば嬉しいのですが。成功報酬の形でお金は払いますから。」
「これから起業しようと言う人にアドバイスはありますか?」
「とにかく、どんな分野でもいいからスペシャリストになることです。中途半端に起業しようとしたら、たいてい失敗します。まず、スペシャリストとして評価されること、とにかく横山やすしさんじゃないですが、ごちゃごちゃ言わんと一着とらんかい、話はそれからや、ですね。」
等と言う話をカメラの前でしてきた。
近々放送するそうだが、三鷹CATVをごらんになれる方はどうぞ見てやって下さい。
ついでに昨年のグランプリをとったということで、この1年間の活動報告を列席者の前で話をした。
頭の中をよぎるのは、暗い話題ばかりだったが、なるべく明るい場面を登場させながら、この1年間の苦闘ぶりを語った。
商売はまだ成り立ってません!
コンテストの最優秀賞は単なる始まりなのです。
でも、それはスタートが許された始まりなのです。
大きな声でしばらく、本年度の受賞者の方々に檄を飛ばした。
でも、そのほとんどが自分を鼓舞する為のものだった。
私は負けない、皆さんも負けるな!
又来年、会いましょう。
その時までに、私はもっといい話をこの場に持ってきます。
皆さんも、今日の私と同じように、来年この場でこの一年間の活動を笑顔で語って下さい。
その時まで頑張りましょう、同志の皆さん。
誰かが小さく拍手した。頑張ってねと、ある人が声をかけてくれた。
あっという間の一年間だったと、私はその人の顔を見ながら大きく息を吐いた。
そして今年のビジネスプランコンテストは終わったのだ。
でも、今年の受賞者の方が、去年より質が高いんだって、がっくり、安部邦雄