昨年10月から始まったFM大阪の番組「リンダ・コラソンのりんこらタイム」が終った。
予測として9月でとりあえず終了だろうと思っていたが、リンダが事務所を辞めてしまったため、急遽8月で終了ということになった。
番組の打上げもなく、ひっそりと収録が行われ、三々五々解散したというわけだ。
文字通り「画竜点睛を欠く」結果に終ってしまったが、私としては色々感謝したい番組だった。
第一に、久しぶりに本当に久しぶりに番組制作の現場に戻れたこと。
もう、FM大阪の現場に戻ることはあるまいと思っていた。
先日は、マイクの前に座り、私の言葉を電波に乗せることすらできた。
今でも信じられない気分である。
第二に、水谷さん、野田君のラジオ少年派が瞬間的にでも復活したこと。
昔のようなニーズがあるのかどうかも判断できない。
でも、野心もなく淡々と少年派を演じることができた。
功罪を語ることは今はやめておこう。
第三に、自分の番組に対するセンスがさほど衰えていなかったこと。
自分で聞いていても面白い番組がまだ作れる。
それを確認できただけでも有意義だったと思う。
というわけで、私がはじめて会ったフィリピン出身の歌手、リンダ。
いくつかのフィリピン語を教えてくれてありがとう。
さようなら、ハンガンサムリ、サラマ、ポ!