古いことなので、詳しくは覚えていないのですが、私が最初に好きになったアイドルと言えば、恵とも子さんですかね。
スクールメイツの一員で、後に独立してピンで仕事をするようになったと思います。
キャンディーズと同じパターンですね。森口博子さんもそうかもしれません。ただし、森口さんは渡辺プロからはデビューさせてもらえませんでしたが。
恵とも子さんは歌はあまり上手くなかった。だから、カバーガールとかピンナップガール的な扱いだったですね。
何曲かレコーディングしていましたが、一番覚えているのは「ピンクの口紅」ですかね。
「♪ピンクの口紅つけたの、ママに内緒なの?」なんていう他愛のない歌。
当時のアイドルが歌う曲はほとんどこういう純情可憐な歌詞ばかり。
聞く方が、まだまだウブだったんでしょうね。
1964年といえば東京オリンピックの年ですが、その年に始った大阪制作の喜劇「ごろんぼ波止場」にレギュラー出演していたのを一番よく覚えています。
この番組のテーマ曲が植木等の「だまって俺についてこい」でその歌詞が実によかった。
「銭のない奴あ、おれんとこへ来い。俺もないけど心配すんな。見ろよ青い空、白い雲。そのうち何とかなるだろうー」
何ともなるかーと突っ込みを入れたくなる歌詞ですね。青島幸男大先生の作品だと思いますよ。
でも、私なんか経営者としてお金に困った時、この歌をよく口ずさむのです。
くよくよしていても仕方がない、何とかなるさ、そのうちに?。
何ともならないで、つぶれていく会社が多いご時世ではありますが。
恵とも子さんは、今で言うバラドルの走りだったような気がします。
演技も下手くそだったけど、目のあたりがとても可愛かった。お父さんがアメリカ人だったそうで、それであんな目をしていたんだそうですよ。
といっても、これを読んでいる人のほとんどが、恵とも子さんの顔などイメージつかないでしょうが。
高校から大学時代にかけてのアイドルというと、岡崎友紀さんですね。「奥様は18歳」「何たって18歳」。あのとんでもない大映テレビ映画のこれも走りですね。
何しろ、ストーリーからシチュエーションから無茶苦茶。
そんなわけないやろー!の突っ込みが途切れることがなかった。
でも岡崎友紀ちゃんは可愛かった。後にソニーの御曹子に寝取られた時にはちょっとムっとしましたね。
本人を知っていたこともあって、こんな奴にとられんのかー!と相当悔しかった記憶があります。
ま、しばらくして離婚した時はざまあみろ!と快哉を叫びましたが。
今の岡崎友紀さんですか?別にもう何とも思いませんね。話す機会があれば、昔話ぐらいはするでしょうが。
その次はキャンディーズということになるのですが、その頃はFM局の社員だったので、従来のような純粋なアイドルへの興味はなかったかもしれませんね。
何しろ、アイドルはイメージそのものですから、本物とはあまり会わないほうがいいようです。
実際にあって、この子はいいなと思ったアイドルはあまりいませんね。
基本的に生活者としては失格な子ばかりですし、第一、私が会った時は皆仕事の連続で疲れ切っていたという感じでしたから。
でも、絶対こいつ変!って思った代表が、西村知美ちゃん。
礼儀正しい代表が西田ひかるちゃん、後、麻生祐未ちゃんはとても水々しい肌をしていましたね。
べっぴんさんでした、本当に。
ま、今日はこれぐらいにしておきましょうかね。
え?今気に入っているアイドルは誰か?
そうですねえ、今だとさとう珠緒ちゃんかな、やっぱり。
どうせ趣味悪いですよ!安部邦雄