時計がイマイチ人気がなくなってきたそうだ。
ついこの間まで、Gショックがどうのこうのと話題だったが、若者の腕から、どんどん時計がなくなっているという。
では、若者達はどうやって時間を知るか。
携帯電話があるから充分なんだそうだ。
そう言えば、携帯電話には時計機能がついている。
私の携帯にも当然ながら時計はついているのだが、あまり見ないせいか、時刻がいつもずれている。
だから、余計見なくなる。
若者たちはきっと時間をきっちり合わせているのだろう。
確かに携帯電話を持っていたら時計なんかいらないなあ。
アラームもついているし、サイトも見れるし、新幹線の予約もできるし、銀行の振込もできるというから、相当便利な代物だといえる。
ただし、私は上記のような使い方一度もしたことがない。
古い型なので、ネットサイトに入る機能がついていないのである。
メール機能は辛うじてついているが、ほとんど役に立たず。
やはり、そろそろ買い替えるべきだろうか?
そういえば、携帯で自動販売機から飲み物が買えるというサービスが始まったとかいう話だったが、そんな場面をまだ見たことがない。
きっと需要が言う程なかったのだろう。
スーパーでクレジットカードを使う人がそれほど多くないということ同じなのかもしれない。
小銭程度の額で、わざわざ携帯使うこともないか、というところか。
関係ないけど、JR東日本のスイカの普及は予想以上だ。
定期券としても使えるというのがミソなのだろう。
あまり話題にならないけど、JRとしてはヒット商品だと私は思うのだが。
あっと、又、東京ローカルネタをしゃべってしまった。
時計の話に戻る。
ということで、最近の若者は時計をあまりしていない。
私の家来どもも誰一人、時計をはめていない。
一人だけ、Gショックを最近まで嬉しそうに見せびらかしていた奴がいるが、いつのまにかしなくなった。
おそるべし、携帯電話。
で、相変わらず、最近ははやらないswatchの時計をはめているのが私である。
そういえば、時計売場に最近若い人がいないのにふと気づいた。
これではカシオはきついだろう。
アルバもシチズンも会社はうまくいっているのだろうか。
万年筆が辿った道を、時計業界も又歩み始めているのかもしれない。
どこかの調査で、OLの時計は平均2分進ませているんだそうだ。
時間に対して律儀だからではないかと分析していたようだが、単に、会社を早く帰りたいがために進ませているのではないだろうか。
学校時代の退屈な授業を受けていた時と同じである。
終業のチャイムよ、早く鳴れという気持ちであろう。
ちなみに会社の時計は何といつも10分ほど進んでいる。
お客さんが早く帰ってくれるというメリット(?)はあるが、別に意識してやっているわけではない。
ずっとほったらかしていると、いつの間にか10分遅れたのである。
誰も時刻を合わせようとしなかったのだ。
で、今さら合わせることもないかと、ずっとそのまま。
きっと他に便利な面もあるのだろう。
それでなかったら、誰かいじっているはずだもんね。
ところで時間って何だろう、時間って、常にどこからか生まれ、次々消えて行くものだ、時間の流れは縦でもなく横でもない、流れているということすら正確には把握出来ない、過去は常に脳の中の記憶にしかない、時間は時計ではかれると思うのは大間違いだ、安部邦雄