今日は日曜日。
だから更新はお休みですが、ちょっと考えついたことがあったので少しだけ書いておきます。
人の力量と言うのは、結局、人と物と金をどれだけ回せるかにかかっていると思うのです。
事態が動いて行くということは、この人と物と金が回って行くことを意味します。
回すということは、言い換えるとハンドリングするということです。
この3つを回すのは、どれも別個のノーハウが必要です。
これらは、実際に身体で覚えないと身につきません。
経験が微妙なハンドリングのコツを体得させるのです。
私は、その3つの回し方を完全に覚えたわけではありません。
まだ得意なのは物の回し方で、人とか金の回し方はまだまだ素人の域を出ません。
それでも、私の周りにいる人たち、スタッフとか関係者とか、彼等とはそれらの回し方はくらべものになりません。
彼等からは自分の身体で学習しようという意欲があまり感じられないのです。
ネットを見たり、本を読んだり、仲間と話したりがせいぜいでしょう。
それでも、何もしないよりはましかもしれませんが、学習は身体でするものだという観点からすると、まだまだです。
知識は応用がそれほどききません。
身体で覚えたことは、いくらでも応用がききます。
それに知識が加われば鬼に金棒なのです。
だから、知識だけで状況を変えることは不可能だと思っておいた方がいいでしょう。
知識だけでは、人や物や金を回す力にはなりません。
生身の身体が力学的な作用によって人や物や金を回すのだということを忘れてはいけません。
頭のいい人が陥りやすい錯誤といえましょう。
2005年、私は何としても思いきり、人を、物を、金を回してみたいと考えています、これから私のパワーは衰える一方です、これが最後の戦いになるつもりでチャレンジしたいと思っています、安部邦雄