「名犬ラッシー」といえば、昭和30年代に話題になったアメリカのテレビ映画と勝手に思っていたのだが、どうもそんなに単純なものではないらしい。
元々はスコットランドで生まれたラッシーを主人公にしたエリック・ナイトと言う人の小説だったという。
「フランダースの犬」と並び称される名作だと書いてある資料もあった。
へえ?ですね。
コリーというのは元々牧羊犬だったはずで、スコットランドという土地とも何か合いそうな気はするが。
映画になったり、アニメになったりしているそうだ。
ち?とも知らなかった。
というか、私の中では「名犬ラッシー」はアメリカからやってきたテレビ映画のひとつだ。
スコットランドなんか絡むはずのないものだった。
当時は犬が主人公のテレビ映画がいくつかあった。
「名犬ロンドン」とか「名犬リンチンチン」とか。
どちらも、犬の種類はシェパード。
いかにもアメリカっぽい話だった。(ロンドンはカナダ制作らしいが)
シェパードというのは、警察犬というイメージがあるが、リンチンチンは騎兵隊時代の軍用犬だったから、どちらかというと戦闘用員としての犬だったのだろう。
そのイメージからか、日本のテレビ映画(元々は漫画)「少年ジェット」には、シェーンというシェパードがスクーターと同じスピードで良く走っていたものだ。
何度、悪役「ブラックデビル」の腕に噛み付いたことであろうか。
しかし、名前がシェーンって。
カムバックとでも、言わせたかったのか?
ラッシーの話を書きながら色々と反省した。
自分の経験を絶対のモノと思って書き込んではいけない。
私の人生以上に長い時間が今迄経って来ているのである。
自分の経験なんて、けし粒よりも小さいのだ。
何をお前は、わかったようなことを毎回毎回書き込んで来たのだ、と。
そうなのだ、深く考えたら、こんな原稿毎日書くことなんて不遜以外の何ものでもない。
ならば、もうやめようか・・・、さて、どうしましょうかねえ・・・。
ということで今日の更新はここまで。
御意見があれば、聞かせてくだされ。
最近体調がすぐれないせいか、少々弱気の、安部邦雄