またまた時代を先取りした私の予言。
携帯電話はもう飽きられる。
一つの商品が有効なのは昔は20年だった。
20年は一世代。
つまり、商品というのは世代分の寿命は基本的にあった。
しかし、今や世はドッグイヤー。
20年もった商品も3年ぐらいしか続かない。
携帯電話もそろそろ終焉に向かうのではと思うのだが。
少なくとも、携帯でメールというのは、そろそろ飽きられるころではある。
ドコモがインターネットに携帯電話をつなげるようになったのは99年のことだ。
実際に普及しはじめたのは、もう少し後。
電車の中やホームで携帯電話を見つめる人がやたら目につき出したのは、2年ぐらい前からである。
iモードも実用的な利用はあっても、トレンドとしてはもう下火になりつつある。
写メールだって、来年ぐらいにはどうなっているかわからない。
珍しいだけのものは、すぐに飽きられる。
第一、写真のダウンロードに一体いくらかかると思っているんだ。(幸い、私の携帯はネットには繋がらない古い機種なので誰も送って来ないが)
携帯電話は、今年から来年にかけて飽きられる。
電話としての機能は維持できても、他に何か付加価値がつかない限り、これだけでビジネスを維持できると思ってはいけない。
根拠は?
そりゃ、デジタル時代(IT時代ともいうが)はドッグイヤーなのだから仕方がないではないか。
ちなみにITという言葉もそろそろ飽きられている。
政府が使い始めたのは、森内閣の時代。(つまり、2?3年前)
小渕さんの時は、まだITなんて言葉は政界にはなかった。
だいたい、e-japan構想というのも、何かダサイ気がする。
何でもe-をつければカッコイイなんて時代はもう終り。
ドットコム(.com)も今さら何の斬新さもない。
携帯電話はもう終りなんて、確かに大胆な提言である。
しかし、最近の大型電器店を見て、皆もそう思わないか?
客がほとんどいない。
売り子も数えるほどしかいない。
何か別の機能をつけない限り、もう終り?
F0MAはこけたし、次世代型と言っても、処理能力が上がるだけ。
それで、どんなサービスが始まるというの?
来年で、とりあえず携帯はトレンディ商品から外れるであろう。
業界が今のようなことしか考えられないとしたらの話だが。
今日、ヨドバシカメラでテレビを物色していたら、DVD付きのテレビデオがあった、あれ?と思った、どうしてDVD付きのテレビがないのだろう?あれば私、絶対に買うのに、だってビデオは既にあるものね、安部邦雄