最近はあまり見なくなったTV番組『探偵!ナイトスクープ』(東京の放送時間が深夜すぎる!)で、桂小枝師匠が最初に必ずといっていいほど入れる接続語。
しかし、まあ、何ですねえ?
何が<しかし>なのか、さっぱりわからんが、関西人が誰かの話がごちゃごちゃしているのを受けて、話題をそらすのに使う言葉だ。
しかし、まあ、何やねえ?、早い話が色んな意見がある言うこっちゃねえ。
何が早い話だ!と東京人なら怒り出しそうである。
というか、小枝師匠の場合は、次に何を言うか決めていない時に、適当に言葉を並べて時間稼ぎしているだけかもしれないが。
昔、西条凡児さんが話の冒頭で使う言葉も忘れがたい。
へ、また聞いてもらいます。こんな話がおまんねや?
味があっていいなあと思う。
いつも同じ語り出し、中味は毎回違うが、流れる空気はいつも同じ。
ほっこり、まったり。
こんな話し方をする人、大阪からもめっきり減った。
明石家さんま師匠とかダウンタウンとか、関西人の典型的な早口。
米朝師匠は、話し方は大阪の上品なそれだが、上方の武士みたいな口調にも聞こえる。
浪花千栄子さんが船場の御寮さんを演じられた時の言葉なんか、今聞いても心がなごんでくる。(といっても、ビデオでもそんなに残っていないが。「お父さんはお人好し」なんか最高だったなあ)
はて、今日は何を話そうと思ったんだっけ。
しかし、まあ何ですねえ、先日はエライ地震がありましたなあ?。震度6ですか、揺れましたなあ?こちらでも。
SARSとか、北朝鮮とか、りそながどうたら、とか。
りそな、聞いたことないけど、なさそな、ありそな?、あ、だじゃれ言うてもた。
一杯国のお金入れて、ほんで銀行員さん、年収700万やそうです。
つぶれかけてんのに、何考えて、そんな給料もらうつもりなんやろ。
もっと汗水たらして、寝る間もなく働いて年収300万言う人も大勢いたはります。
恥ずかしないんやろかね、ほんまに。
ああ、そうゆうたら、毎日放送で浜村淳さんが、こんな喋り方で、毎朝ぼやいたはりますなあ。
前はよう、ネットちゅうやつで聞いたもんやけど、桜井一枝さんに替わってから聞く気なくしてもた。
前の宮西直美キャンベルさんはよろしおましたやけどな。
ツッコミ方が悪いゆうて、何べんも浜村さんにどやされはったんやろなあ。
もう浜村天皇いうやつやろなあ、芸もしっかりしてはるし。
はい、もう時間来ました、又来週のこの時間にお会いしましょうね、さよなら、さよなら、さよなら。
今日の更新を手抜きと呼ぶな!もう書いたれへんぞ!安部邦雄