昨日の続き。
高野豆腐とか麩をあまり見ないと昨日書きましたが、実際に近くのスーパーへ行くと、ちゃんとありました。
高野豆腐は、ほんの申し訳程度しか置いていませんでしたが(2種類だけ)、麩の方は、えらいでかい形のものも含めて、そこそこ置いてありました。
東京でも麩は食べるみたいですね。
で、高野豆腐ですが、置いてあったのは、旭松の製品だけ。
旭松は大阪の会社。
「なっとーいち」という納豆も作っている会社。
大阪でも最近は納豆の売り上げが伸びているなんて話も聞きます。
大阪人は、あんな腐ったものは食わん、なんて言う人もまだまだいますが、納豆なんて作るの簡単なんだから、どんどん作って関東人から金を巻き上げればいいやんね。
旭松、元はあさひ豆腐と言ったらしい。
途中でダイヤ豆腐を吸収したと会社案内にあった。
この二つ、どちらも良く覚えています。
そうですか、あさひ豆腐とダイヤ豆腐で旭松になったんですね。(おいおい、松とダイヤ、何の関係が)
他にも、みすず豆腐なんてのは、有名ですね。
昔、漫画トリオがコマーシャルをやっていました。
3人とも、山登りの格好をして、「みずみずしい山やなあ」「みずみずしい景色やなあ」とみすず豆腐のみすずを変にからませながら面白おかしく宣伝していました。
会社は長野県にあるんですねえ。
確かに高野豆腐、凍り豆腐ともいいますから、寒い所の方が生産にむいているのでしょう。
もう一つ、覚えているのが鶴羽二重高野豆腐。
♪つ?るつるつるつるはぶたえのこうりど?ふ?
大阪時代、テレビでよく見ました。
会社名は登喜和冷凍食品と言い、伊那市(長野県)にあります。
調べてみますと、先ほど名前をあげた旭松も元は飯田市が本社だったとか。
どうも、高野豆腐の発祥は長野県のようです。
高野豆腐というのは、高野というだけに精進料理のイメージが強いのですが、別に奈良とか京都で作られたものではなかったのかもしれませんね。
てなわけで、今日の更新は、ワンポイント高野豆腐でした。
ご退屈様。
我が家のおせちには、必ず高野豆腐の含め煮が入ります、椎茸と一緒に甘く煮るも良し、バラ寿司にも入れますが、やはり巻寿司が最高かな、安部邦雄