神様ー!
あ、これは桑原和男のギャグや。(最近はもうやってないのかな)
ということで、半分ぐらいの読者には何のことかわからない導入で始まりました今日の更新。
今日の朝刊のコラムに、一昨日の雷雨の話が取り上げられていた。
確かに凄い雷で、新宿周辺は阿鼻叫喚の渦。
バケツをひっくり返したような雨、絶えず光り続ける紫色の空。
高層ビルが多いせいか、その屋上の先っぽに立て続けに雷が落ちる。
そして、停電。
年々、東京の雷雨がひどくなるような気がする。
この世の終わりと言う感じもしたりして。
桑原桑原、コラムでも取り上げられていた通り、菅原道真が怨霊となって都に雷を落としたが、自分の領地の桑原だけは落とさなかったという伝説。
そこで、雷が落ちないように、桑原桑原と唱えるようになったわけ。
昨日の言霊信仰と同じ発想だ。
邪鬼が迫った時には、それを払うような言霊(言魂)で自分を守るわけだ。
でも、くわばらくわばらって、最近は怖い怖いと同義語のように使われているようだが。
それ以上に、若い人は誰も使わないかも。
言霊信仰なんて、もう新世代にはないのかな。
エロイムエッサイムとか、アブラカタブラとか、呪文っていうの、今も若い人には重要なフレーズだと思うのだが、呪文=言霊という受け取り方はされていないかもしれない。
鶴亀鶴亀も、桑原桑原も、悪霊退散悪霊退散も、南無石切大明神様も、まんまんちゃん、あんも段々消えて行くのかなあ。
そうそう、今日の朝刊に何故、一昨日の雷の話がとりあげられたのかというと、ちょうど雷が国会議事堂に落ち、外壁が一部破損したからだ。
それが、今の自民党の総裁選の混迷を象徴しているようでタイムリーだと思ったのだろう。
確かにね、自民党の内部崩壊が小泉首相の稲妻一発で始まったといえないこともないからね。
権力にすりよるしか脳のない連中が群がる、自民党という利権集団。
その利権が少しずつ侵食されている。
潰れるなら、早く潰せば良いのにと思う、既得権とは無縁の人々。
だから、小泉首相を支持するのだろう。
願わくば、小泉氏が結局既得権集団に取り込まれることのないようにと。
でもなあ、そこまで小泉さん、頑張るかなあ。
森さんなんかも、どうみても既得権集団の擁護者だもんなあ。
期待するだけ無駄かもしれないね。
ああ、桑原桑原。
一昨日、これから渋谷に行くと書きましたが、何と山手線は全線ストップ、遠回りして、何とか渋谷にたどりつきましたが、もうライブは半分終っていました、くそ、金返せ!え?半分招待?そやったかな、安部邦雄