ここ1?2週間、何か腹の立つことが多い。
ムカムカすると言うか、平常心を失うと言うか。
腹は立てずに、横にして。
暦にそんな教訓が書いてあったのを思い出すのだが、このムカムカする気分というのは、そんな言葉では制御出来ない。
確かに腹を立てた方が負け、というのもよくわかる。
腹を立てるというのは、冷静な判断力を失っているのと同じだ。
自分を客観的に見る余裕もなくし、ただイライラしたまま、精神的に落ち着かない。
これで、誰かをぶちのめすとか、罵詈雑言を浴びせかけるとしたら少しは鬱憤もはれるかもしれない。
しかし、それで事態は好転するのか?
言ってわからんようやったら、こうしてやる!とか叫んで、子供を張り倒す親父も一杯いそう。
で、それで何かが本当に解決しましたか?
女なんて、理屈も通じず、自分勝手で、そのくせブチブチブチと文句ばかり。
こんな奴は一遍どやさなあかんのじゃ!
気持ちはわかるけどなあ。
ぼこぼこに痛めつけたら、ちょっとは大人しくなる・・・か?
喧嘩したら、相手が二度と反撃する気をなくすほど、半殺しにしないとあかんのじゃ。
少しでも手加減すると、その隙から、どんな反撃があるかもわからんからな。
これは、「じゃりん子チエ」でテツがよく言うセリフだ。
やるなら、半殺し。
それが怖かったら、大人しく従っていたらいいのだ。
くそ!大人しく従わなあかんのか・・・
ならぬ堪忍、するが堪忍。
今日は、何かイライラ日誌みたいになってしまった。
これも一つの教訓話として、ご参考迄に。
魯迅の「水に落ちた犬は叩かねばならない」という言葉は本当に真理だと思う、ただ怖いのは、いつ自分が水に落ちた犬になるかもしれないということだ、その時皆さんは、私をお叩きになりますかね?安部邦雄