また、関西にいて震度4の地震にあってしまった。
最大震度5-ということだから、めったにあるような揺れではない。
特に、近畿地方でそんなに大きな地震が来るということは、本当は考えられないはずなのだが。
なにしろ、阪神淡路大震災が襲うまで、関西人は誰一人大地震が関西を襲うなんて想像もしていなかったのだから。
あの地震は本当に晴天の霹靂だった。
来るはずのないものが来る、人々の驚きはいかほどだったろうか。
今日の地震も関西の大多数の人はおびえただろう。
長い時間ゆれていたという感触が、あの大地震を再び思い出させたはずだからだ。
関東にいて、地震に対してある程度抵抗力ができた私でさえも、ちょっと嫌な揺れ方だなと思った。
関東では当たり前のように起きる、震度2とか3の揺れではない。
しかも、初期微動があまり感じられない間に、ど?んと横揺れが来た。
それも、1分あまりず?と揺れは続いていた。
震度4ぐらいかな、震源地はどこだろう、陸地から離れていたらいいが、直下型だと被害は出るかも。
少し不安になりながらも、冷静に私は判断した。
もう一度揺れが来たら、直下型。
揺り返しがなければ、多分沖合いが震源地だろう。
幸い、大阪にはそれ以上の余震はなかった。
心配するほどのことはないな、と素人は納得したのであります。
とにかく、縦揺れがない限り、そんなに地震を怖がることはない。
どれだけ揺れても、横揺れだと建物が倒壊する危険性は少ない。
阪神大震災なんか、完全に縦揺れだった。
振動の周波数も小刻みで、建築材が内部から共鳴するぐらいの速い震動だった。
あんな経験を一度でもすれば、少々のものには動じなくなる。
幸い、今のとこ目立った被害は出ていないようだ。
沖縄を台風が直撃していると思ったら、今度は地震。
そういえば、今日は午後夕立ちがあり、雷鳴がしばし轟いていた。
火事でもあれば、四暗刻だったなあ。
日曜日で更新を休む予定が、記録のつもりでつい書いてしまったとさ。
とはいえ、何もなくて本当によかった、台風の時にも書いたけど、人の存在なんてちっぽけなものですから、安部邦雄