今朝ラジオを聴いていたら、番組の頭にDJが「今年もあと3ヶ月ですねえ」などと言いはじめた。
寝ぼけ頭が一瞬冴えてしまった。
ええー!後3ヶ月しかないのおー!
まだまだ今年は余裕があると思い込んでいたのだろうか、思いきり冷水を浴びせられたような気分。
そうかあ、しばらくしたら又クリスマス商戦とか御歳暮商戦とかが始まるのかあ。
経営者になってから、何故か年末がとても怖い。
資金繰りどうしよう、社員に給料払えるだろうか、正月まで会社持つだろうか。
年末は、とにかく資金繰りに不安を感じる季節である。
年賀状を書き、事務所の整理をし、除夜の鐘を聞く。
あ?何とか今年も終わることができた?本当によかった?。
そう、たいていの場合、年末の時期を乗り切れば、少なくとも3月ぐらいまでは平気でいられるものなのである。
中小企業の経営にたずさわったことのある人ならおわかりだろう。
とにかく、年末だけが勝負なのである。
だから、今年も後三ヶ月などと言われると、一気に不安が押し寄せてくるのだ。
今年は大丈夫だったっけ、何か忘れているのじゃないか、などと。
なのに、余計なDJの挨拶のおかげで、俄に不安になってしまったわけ。
そんなの不安がっている余裕は今ないのだ。
やることは一杯ある。
未来は決して暗くはないが、それはまだまだ先のこと。
日暮れて道遠し。
カラスもそろそろねぐらに帰ろうとしているのに・・・。
ということで、皆様、2004年もあと3ヶ月で終わりです。
新年の御用意はもうおすみですか?
この時期に後3ヶ月なんて言ったDJは、何か気になることでもあったのだろうか、自分の中で何がしかの焦りがあるから、こんな言葉が口について出るのかもしれない、ま、単純に時の経つのが前より速くなったといいたかったのかな、そういう年になっただけかも、安部邦雄