昨夜、関東地方に震度5弱の地震があった。
先日、大阪にいたときも震度5に見舞われ、何か私のいるところに地震がついて回っているのではと不安になったりしている。
何しろ、あの阪神大震災の時も仕事で大阪にいたのだから。
子供の頃、一番嫌いだったのが、雷。
とにかく稲妻を見る度に、ふとんの中で小さくなっていた。
光ったー!こわいよー!
ま、そんな感じだったかな。
台風は、前にも書いたが第二室戸台風の怖かったことが今も強烈な思い出である。
火事も子供の頃は近くでよくあったような気がする。
だいぶ前に書いたと思うが、隣家の窓から炎の柱が舞い上がった時は、本当びっくりした。
驚愕して、あわてふためくだけの家人。
水道の蛇口をひねって、必死に水を汲むのだが、そんな量では話にならないほどの炎だった。
私は、一目散に消火器を取りに走り、結局何とか鎮火に至ったが、あれもびっくりした経験の一つだった。
あと、親父。
屋根に上がって遊んでいたら、割り木を持って「降りて来んかい!」と思いきり怒られたことがあった。
それ以外は、あまり怖いと思ったことはないが。
ところで何を言いたかったのかな。
そうそう、昨日の地震が起きた時、私は外でエクササイズしていたのだ。
いきなり、電線がざわざわざわと音を立てはじめるとともに、森の中にいたカラスが何百羽と一斉に飛び立った。
カア、カア、カア、森が真っ黒になって揺れはじめていた。
その後、家が全体的にブルブルブルと震え、私はそこで初めてこれが地震であることに気づいた。
外にいると、少々の揺れだったらほとんど気づかないものだが、さすがにカラスの一斉飛び立ちには吃驚した。
めったに見れるものではないなと思いながら、家に帰った。
震度は5弱で、23区は震度4。
カラスもさぞ怖かったことであろう。
また台風がやってきそうだし、地震もこれからが本番だという、関東大地震なんて来たら、本当にやだなあ、安部邦雄