今日はじめて新五千円札を見た。
あるところで食事をして1万円を出すと、これ新札ですけどとお断りをつけて渡されたのが樋口一葉の五千円札。
色合いは今までと同じだが、のっぺりとした一葉の顔が少し気持ち悪かったりした。
慣れるまでは違和感ありそうである。
お釣りをくれたお姉さんに、お札の一葉もきれいけど、あなたも十分きれいですよとお世辞を言った。
照れ笑いするお姉さん。
五千円札がつなぐ人と人との心の交流、とでもいいましょうか。
だけど、偽造防止のホログラムという代物、何かおもちゃみたいで安っぽく感じるのは私だけだろうか。
とってつけたというか、紙にホログラムは合わんだろ、なんて思ってみたりしたのだが。
そういえば、新しい1万円札はまだ見ていない。
基本的に変わっていないらしいので、無理してみたいとは思わないが、これらの新札、はたして自動販売機でどれだけ使えるのだろうか。
しばらく、お金を入れようとして考えこむ機会が増えそうである。
今日もあわただしいまま、こんな時間になった、そろそろ一日中ボーとできる身分になりたいものだ、安部邦雄