いやあ、まじ代々木公園はすごい。
先日はスピッツを発見したと思ったら、今日はハスキー犬を発見してしまった。
老いさらばえた犬ならわかるが、こいつはまだ成犬だった。
ハスキーのブリーダーって、まだいるんだね。
ハスキーといえば、声がハスキーなんてよく使う。
しわがれ声でちょっと魅力的に聞こえる、そんな時にハスキーと言う。
褒め言葉の一つかな。他にコケティッシュなんて言葉もある。
顔はチんクシャで美人とは言えないが、ちょっと可愛くて色っぽい子。
私は好きなタイプなのだが、本人がその言葉を聞いて、いい気持ちになるかどうかは知ったことではない。
ハスキー犬というのは、ではしわがれ声で啼く犬かというと、別に普通の哭き声である。
この場合のハスキーとは、エスキモーのことをさす。
エスキモー犬という意味らしい。
ただ、エスキモーと言う表現は差別的なので、イヌイットと呼びなさいと言われたことがある。
この場合、何が差別的かよくわからない。エスキモーの方が親しみがわくし、決して侮蔑的ではないのに。
他にアイヌという言葉もウタリと呼んだ方がいいと言う人がいた。
インディアンというのもダメだとか。
でも、アメリカのNFLでは、ワシントン・レッドスキンズなんて、そのものずばりのチームもあるし、カンザスシティ・チーフスなんてのも堂々と使われている。
インディアンの団体から抗議されていると言う話も聞いたりするが。
(他にも、ヒマラヤ山脈の最高峰チョマランマは、やっぱり昔みたいにエベレストと言いたいなあ。)
さて、ハスキーだが、私の周りにはあまりハスキーな声の人はいない。
歌手だと、浜崎あゆみさんなんか、地声はもろハスキーだし、 鈴木紗里奈なんかもそのようだ。
男だと、森進一(古ー!)とか、石原祐次郎(もっと古ー!)なんかもそうかも。
浪曲子守唄の一節太郎(誰じゃー!それー!)になると、ハスキーを通り越してハズキー(?)になる。
昔、ハスキーにちょっと憧れたことがあるが、一節太郎さんが、血を吐きながら咽をわざと潰したと聞き、やっぱりやめとこと思って、普通の声のままでいる。
ま、ハスキーではアナウンサーはできなかったはずだから、これでよかったのかもしれない。
今日は朝から頭がハスキーぽいので、これぐらいで勘弁して下さいませ。
時々ボーイ・ソプラノ、安部邦雄