先日、スーパーで老眼鏡を買った。
398円だった。ちょっとびっくり。
老眼鏡はこれで3つめ。
最初に買ったのは、目医者に勧められた遠近両用の眼鏡だった。
4万円近くした。
私は眼鏡など買うのは初めて。高いものなんだな、とため息が出た。
近眼の人は、ずっとこんな高い買物をしていたんだということに初めて気がついた次第。
二つ目は、家での読書用に買った。
2000円ぐらいだったと思う。(もちろん、遠近両用ではない。)
眼鏡屋の表に売っていたものだ。
老眼鏡というのはこれぐらいで充分なんだと思った。
3つ目が今回の眼鏡。
今もそれをかけながら、この原稿を書いている。
別に何の支障もない。
眼鏡なんか、ほとんどが利益なんて聞いたことがある。
そんなにしょっちゅう変えるものじゃないので、多少高くてもそこそこの需要があったということか。
ところで、近頃韓国に眼鏡を買いに若い人が増えているそうだ。
5000円以下で、相当高級な眼鏡が手に入るそうだ。
ファッションによって眼鏡を変えるという人も増えて来たという。
そうか、値段がリーズナブルになれば、保有する個数が増えるわけか。
日本の眼鏡店も、この流れに押されてどんどん眼鏡の値段を下げているらしい。
しかし、今まで高い値段で売っていた店が、いきなり安くするのも問題ではないだろうか。
それなら、今までの値段は何だったのか?
ユニクロに押されて、スーパーがフリースの値段を下げた時もちょっと不信感に陥ったし、無印良品が、企業努力で定価を下げることに成功しましたみたいな打ち出し方をしているのにも、それは違うんちゃう、と思ってしまったりする。
今まで、高く売っていました。申し訳ありません。
これからは、儲け考えんと、ばんばん安くさせてもらいますので今後もどうかご贔屓に、とでも言ったらどう?
眼鏡はまだまだ安くできそう。
韓国、頑張れ!
ついでに言うと、文房具も高い、高すぎる。
絶対に利益率が高いはずだ。
それと、安売りするところには商品を卸さないという、カルテルもどきのことも絶対しているはずだ。
100円ショップを見ていればわかる。
有名なメーカーの商品はほとんどない。
先日、トンボ鉛筆のスティック糊を見つけて感激したくらい。
大阪には、文房具の安売り店がこの頃増えているらしい。
東京は、まだまだ高い。
ま、これも安くなるのは時間の問題か。
ハンコ屋さんも高かったなあ。近頃はチェーン店で安売りするところが出て来たが、まだまだ安くできるはず。
インターネットが普及すれば、ハンコ屋さんも需要ががた減りすることだろう。
象牙の需要も減り、象たちも密猟の犠牲になることもなくなるかもしれない。
まだまだ値下げの余地がありそうな商品が残っている。
調整インフレなどという愚策が政府によってなされる前に、とにかく下げるべきものは下げておくべきではないか。
さて、他にどんなものがあるだろうかな?
しかし、今かけている眼鏡、ほんとに398円だよ。
一体、この眼鏡の原価っていくら?信じられないなあ。
私達の放送システムも従来の10分の1の値段を目指しています。安部邦雄