終わらない、何が?
1年間のつもりつもった精算。
振り返る時間もない。
夕方、ある人と会い、来年の見通し等を蕎麦をたぐりながら語り合った。
見込みがあるといえばあるし、ないといえば・・・。
終わらない。
事務所の机の上には、早く処理してくれと書類が訴えている。
でも、この処理を始めれば、多分夜が明けてしまうだろう。
年明け早々に仕上げて下さい、なんてメールも来ている。
そのためには、調べ物をしないといけないが、一体そんなこといつできるの?
正月は、多分大阪でゴロゴロしているだろう。
他に何をしていいのかわからないからだ。
実家には仕事をする道具がほとんどない。
持ち帰る気もしない。
大体、私、昔から仕事を家に持ち帰るのが嫌いだ。
家に帰って迄会社の続きはしたくない。
それは、経営者になってからも同じだ。
家で仕事をするのは、ひどく惨めに思える。
プライベートの領域におまえは入るな、という心境かもしれない。
今年も結局去年と同じように、明日31日まで雑用をこなすことになってしまった。
家の掃除もままならぬ。
さて、今日はこのまま帰ろうか。
明日は明日の風が吹く・・か?
このまま机の書類は放置されたまま、年を越すことであろう、安部邦雄