今日もほろ酔い気分でパソコンの前にいる。
代官山と言えば、御存じのファッションの新しいスポット。
その代官山の音楽スポットに行き、関係者と色々と論議して来た。
代官山というブランドはそんなに好きではないが、当事者と話していると、結局そのブランドに向かって社会の良質な部分(高パテントな人たち)がどんどん集まっていることは真実なようだ。
となると、この代官山ブランドは充分使い道があるということだろう。
巣鴨に押し寄せる人たちもいれば、大阪のアメリカ村に押し寄せる人もいる。
しかし、この代官山に集まる人たちは、何と言っても民力は他の比ではない。
やはり、代官山は私達としても十分利用できる空間であることは事実だ。今日はそれを実感して来ただけでも収穫があった。
前に、成田空港の客と関西空港の客はグロスは同じでも質が違うと言う話をしたと思う。
つまり、成田の客はビジネスクラスを使うが、関空は専らエコノミーと言う話。
そりゃ、航空会社からすれば、成田に飛ばす方が合理的だ。
成田の一人の客は、関空の二人の客に等しい。
ならば、効率を考えれば成田に投資するのが正しいと言うのは自明の理だろう。
代官山に投資することは、アメリカ村に投資するのより2倍の価値がある。
今日は、色んな人と話をしていて、強くそれを思った次第。
でも、関西に自己のアイデンティティを置く私としては、本当は凄く不満だ。
何度も言うが、もっとUSJを関西全体で押すべきだ。
USJばかりもうかって、うちには客がほとんど来ないという関西人が未だに多いが、いい加減にしろと言いたい。
そんなにすぐ金があんたのところに回るわけがなかろう。
むしろ、今のようなプロセスの中から、どうすれば客が私達の方に引き寄せられるかをもっと考えるのが当たり前だろう。
関西人が商売の原点を見失っている。
東京の関西人はそれを痛感している。
大体関西人は、まわりのものに嫉妬し過ぎだ。
嫉妬する前に、他人をほめよ。勝利者を讃えよ。
どうも、関西人に足りないのは、日本人としての謙虚さだ。
これは、私が東京に来るまで気づかなかった関西人の欠点だ。
関西人は嫉妬深い。
だから、関西は全体として発展することができない。
近頃、本当にそう思う。
めだちゃイイではないかと言う気持ちも間違っているとは思わないが、もう少し、全国の人たちとバランスを保ちながら発展しようと言う気になってほしいものだ。
今のままでいいとは、関西びいきの私でもとても思えないことである。
今週は病み上がりということもあり、仕事も空回りの気配、迷惑をおかけした皆さん、本当にすみません、安部邦雄